阿寒横断道路を通る (0346)
翌日は晴天。弟子屈の町から阿寒横断道路(復路)に向かう。その昔、道路沿いにあった軽飛行機用の弟子屈空港も今は閉鎖され、紅葉の山々をバックに青々とした牧草地が広がっている。
足寄から、或いは釧路から阿寒湖畔に来ることはあっても、弟子屈に向かう横断道路を通るのは、もう10年振りくらいで、なかなかその機会がなかった。紅葉の真っ盛りで、阿寒はとても華やいでみえた。
直線道路を過ぎ横断道路に入るときついカーブが右に左にと続き、やがて原始林の木々の向こうに悠々しい雄阿寒岳が見えてくる。雌阿寒岳、雄阿寒岳を眺望できる双岳台を過ぎると今度は、眼下にパンケトウ、ペンケトウを見通せる双湖台の駐車場にたどりつく。ここで少し休憩。 オンネト-のように近くに行けないだけになかなかいとおしい趣きの湖ではある。
渡辺淳一の 「阿寒に果つ」 の舞台となった峠は、温泉街をはさんで北見寄りにあるのだけれど、ここを通り過ぎるたびに、なぜか初めて名古屋から北海道にやって来て、そして阿寒にたどりついた時の事を思い出す。もう30年以上も前のことだけれど。
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